中央放射線部

放射線治療部門
-あらゆるニーズに応える放射線治療をめざして-

お知らせ

2014年4月高精度放射線治療装置 設置

装置:True Beam STx with Novalis Radiosurgery / Varian Medical Systems
☆ 定位放射線治療対応
☆ 強度変調放射線治療(IMRT)対応
☆ 画像誘導放射線治療(IGRT)対応

概要

放射線治療は、外科的治療、化学療法と並ぶ癌治療の三大柱のひとつです。当院の放射線治療装置には、リニアック(外照射)、ガンマナイフ(脳定位照射)があり、様々な疾患に対して適切な治療方法が行えます。放射線治療は外科的治療とは違い体内侵襲が少ないため、通常の生活をしながら、通院での治療も可能です。
 2014年4月、従来の放射線治療装置に加え、強度変調放射線治療(IMRT)や定位放射線治療などを実現する高精度放射線治療装置を導入し、より正確に安心安全な治療の提供をめざします。

装置

リニアック

True Beam STx with Novalis Radiosurgery
Varian Medical Systems

体の負担と合併症の少ない
放射線治療を実現

 マイクロマルチリーフコリメータの働きにより、多方向から照射する放射線ビームを病変の形状に一致させることで、正常組織への被ばくを軽減します。

 さらに、強度変調放射線治療(IMRT)や定位放射線治療の技術により、放射線を強く当てたい部分、当てたくない部分を厳密にコントロールし病変部への高線量照射を実現します。

※高精度マルチリーフコリメータ
        中央:2.5mm幅 x 32ペア = 8cm
        両側:5mm幅 x 28ペア = 14cm

リニアック

Clinac21EX
Varian Medical Systems

Varian Medical Systems社製のClinac21EXは、汎用性が高く全身のあらゆる病巣部への治療に対応します。

ガンマナイフ

レクセルガンマナイフ PERFEXION
Elekta

詳細は、 脳神経外科のページで掲載しております。 ご覧下さい。

放射線治療品質管理室 
-安心安全な放射線治療をめざして-

設置

放射線治療品質管理室 設置

 当院は2005年4月に放射線治療品質管理委員会を設置し、放射線治療の品質管理に関する総合的な体制を整備し、適切な運営と質の向上に取り組んでいます。2012年1月には放射線治療品質管理室を設置し、安全に放射線治療ができ、より精度をあげ放射線治療効果をあげるために、日々、環境整備の充実に取り組んでいます。

業務内容

多岐に渡る品質管理業務

① 放射線治療の臨床品質管理方針を立案し、治療業務手順書を整備する。
② 機器(治療機器・治療計画機器)管理方針を立案し、機器管理手順書を整備する。
③ 放射線治療従事者に適切な教育・情報を提供する。
④ 放射線治療の質・安全を評価する指標を設定・評価し、それに基づいて業務を改善する。
⑤ インシデント・オカレンス事例に対応し、その背後要因の分析に基づいて業務を改善する。
⑥ 放射線治療品質管理委員会へ業務情報を提供し、予算措置を含めた業務改善案を申請する。
⑦ その他、放射線治療の品質向上に役立つ活動を主導的に行う。

 このような業務に対し計画を立案し、実践・検証を繰り返し、より精度を上げ安全に放射線治療ができるかを検証しています。

スタッフ

医学物理士
放射線治療品質管理士を専属


 放射線治療品質管理室には、放射線治療品質管理士や医学物理士が配属されています。品質管理室員は、放射線治療が適切に実施されるよう放射線腫瘍医や診療放射線技師などと協力し、治療計画における照射線量分布の最適化および評価、治療装置・関連機器の受け入れ試験、コミッショニング、品質管理を行います。

活動

1.品質管理プログラムの作成と実行

当院に最適な
品質管理プログラムを実行


 品質管理士や医学物理士は、IEC976およびIEC977に準じて作成された外部放射線治療装置の保守管理プログラムやAAPM TG-142の報告などのガイドラインを参考に当院に最適な品質管理プログラムを作成し実行しています。

2.放射線治療品質管理委員会

潜在する放射線治療の問題点を抽出し
速やかにそして適確に改善する組織づくり

 2005年4月、放射線治療の品質管理に関する総合的な体制の整備と的確な運営や質の向上を目的とし放射線治療品質管理委員会(以下、委員会)が設置されました。委員会は年2回、定期的に開催され、品質管理のための具体的措置や作業マニュアル、職員研修などを検討し実践します。放射線治療品質管理室員は委員会の一員として、現場に潜在する改善点を洗い出し委員会へ働きかける等の一躍を担っています。

3.第三者機関によるチェック

第三者機関の訪問調査にて
線量管理は良好と評価


 放射線治療の品質管理を向上し医療事故の防止や安全性の向上を図る上で、第三者による検証を受けることは極めて重要です。当院では2009年11月に「高精度治療技術による低リスク高線量放射線治療に関する臨床研究」において訪問調査を受けました。訪問調査における結果はガイドラインに沿った測定条件化で線量の相違が2%以内となり、線量の管理は良好と評価されました。

4.放射線治療科カンファレンス

多職種間で情報を共有
チーム医療を推進

 高度な技術を要する放射線治療には多くの職種が関わっています。放射線腫瘍医は、放射線治療を専門とし治療を受けられる方に最適な治療プランを作成します。診療放射線技師は毎日の照射業務を、品質管理士や医学物理士は治療装置の品質・精度管理を担当します。また看護師は、放射線治療の専門知識を持ち専属して業務にあたっています。このように“情報の共有やスタッフ間のコミュニケーション”は質の高い放射線治療を提供するには欠かせないものです。当院では、週に一度、放射線治療科カンファレンスを開催し、各スタッフがそれぞれの視点で現状における問題点を議論しながら、業務改善や環境整備に取り組んでいます。

中央放射線部の詳しい情報

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