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メール相談から学ぶコロナ感染拡大時におけるメンタルヘルス(第2回)2020年4月27日

病院からのお知らせ

勤労者メンタルヘルスセンター長  山本晴義

事例② 外出自粛でストレスがたまります。

(相談者:男性 30代 フリーター)

【相談メール】

何もかも「自粛」することが、本当に正しいのか疑問です。外出自粛で、ストレスが溜まるばかりで、かえって不健康になるような気がします。いえに閉じこもっているとストレスで爆発しそうです。外出するのは本当にいけないのですか?

【回答メール】

メール拝見しました。あなたと同じような「自粛」に関する相談や質問を多く受けています。お気持ちはよくわかります。もしかしたら、年齢的にも若くて元気なあなたには、政府が求める「外出自粛」は、やり過ぎに聞こえるのかもしれません。

しかし、私たちはまだ、「目の前の敵である新型コロナウイルスのことをあまりにも知らな過ぎる」ということもまた事実なのです。政府も、感染症の専門家も、初めて見る未知のウイルスを前に、模索しながら策を講じている状況です。

また世界中で高齢者を中心に、決して少なくない数の死者が出ていることも確かです。それならば、まずは私たち一人ひとりが感染予防に努めることを第一に考え、行動するべきではないでしょうか。そこで、まず必要なことが「外出自粛」の徹底なのです。

厄介なことに、新型コロナウイルスは、たとえ無症状でも人に感染させると言われています。レジャーなどを自粛することは、自分自身を守るための予防行動であると同時に、身近な人を守るための行動だと考えて下さい。国民がまずやることが、不要不急の外出を控えることです。「何もかも」とおっしゃいましたが、気分転換に人の「密」を作り出すような不要不急の外出は禁止ですが、気分転換そのものは禁止ではありません。

こんな時こそ、何ができるか、今できることに目を向けてみてください。自粛生活を送る中で、家でやれるストレス解消法を見つけてみましょう。お蔵入りしていたDVD をもう一度鑑賞するチャンスになるかもしれません。外出自粛にやりすぎはありません。国民一人一人がまずやるべきことと考えてください。

【対応のポイント】

私は医者として伝えるべきことを伝えなければなりません。とにかく今は「非常事態」です。相談者の辛い気持ちに理解を示すものの「非常事態」「医療崩壊」回避のためには、「外出自粛」が必要不可欠というメッセージを送ることです。一定の理解を示しつつ、相談者の行動変容につながることが大切と考えての回答です。

※ 実際に送られてきた相談メールを参考に、相談者のプライバシーを考慮して作成しています。

勤労者こころのメール相談(mental-tel@yokohamah.johas.go.jp)

勤労者メンタルヘルスセンター山本晴義センター長(心療内科医)が自らお答えするメール相談です。年中無休の24時間、無料でお受けしており、24時間以内にご返信いたします。

登録日:2020年04月27日

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